少し長い前置き ↓
アメリカで「クシュン!」とくしゃみをすると必ずと言っていいほど周りの人に”Bless you” と言われます。”May God bless you(神のご加護があらんことを!)” のことです。
アメリカで生活をしていると、ほかに"God be with you!"や"Oh my God!"と、 ”神様”という言葉を、よく耳にします。
これは、アメリカはキリスト教の国でして、全国民が、表向きは神様を信じているからです。その証拠に、
ご丁寧なことに、クォーター(25セント)硬貨には
IN GOD WE TRUST
(我々は神を信頼している)
という言葉が刻み込まれています。さらに、聖書にでてくる"God be with you! (神と共に!)"
や"Peace be with you.(やすらぎと共に…)"というのは、教会内だけでなく、
常日頃、よく使われます
(ここら辺を意識してか、【映】『スター・ウォーズ(Star Wars)』には "Force be with you!(フォースと共に)"
とか"May the force be with you!(フォースが共にあらんことを)" といったセリフがありました)。
先に「表向きは神様を信じています」と”オ・モ・テ・ム・キ・ハ”と書いたのには理由があります。
昔、ホームステイしていた家のパパさんに夕食時「あなたたちアメリカ人は、
みんな神を信じているのですか?(モルモン教ふうに言うと「あ〜なたわ、カメを信じまぁスカっ?」)」
と質問したところ、ママさんの方をちらっと見て、少し間をおき"Yes!"
と答えました。信じているので、
アメリカ人は日曜日には教会にお祈りに行くことになっていて、ボクはホームステイ先の家族と、
毎日曜、神様にお祈りに行っていました。ですが、ある日曜日、ママさんが
「都合でどうしても行かなければならないところがあるので、今日は、
あなたたち二人でお祈りに行って」と言われ教会へ。
道すがら、
パパさんはハンドルを握りながら「ここだけの話、実は…」と切りだして
「俺は神様が本当にいるなんて思っちゃいねェ」と吐露。それから、こう付け加えました。
「このことは、あいつ(ママさん)には言うな」
ですが、それでもやはり、表向きは神様を信じている国…というか、キリスト教の国ですので、
英語を勉強するにおいて、ある程度、キリスト教のことを知っておいたほうが良いのは確かです。
↑ 長い前置きはここまで。
ってなワケで、今回は「みんなが勘違いしている聖書の10の真実」から第10位の”10 Adam and Eve”を見ていきましょう。
元ネタはコチラ↓
http://listverse.com/2010/12/17/10-biblical-facts-that-everyone-gets-wrong/
Contrary to popular belief, Adam and Eve were expelled from Eden not because they ate the forbidden fruit of the tree of knowledge of good and evil, but in order to prevent them from eating from the tree of life (both forbidden trees are in Genesis 2:9) which would have made them eternal. God doesn’t like competition! Here is the verse (Genesis 3:22-23): “And he said: Behold Adam is become as one of us, knowing good and evil: now, therefore, lest perhaps he put forth his hand, and take also of the tree of life, and eat, and live for ever. [23] And the Lord God sent him out of the paradise of pleasure, to till the earth from which he was taken.”
スラッシュ訳
通俗的な考えとは反対で/アダムとエヴァは------追い出されました/エデンから/以下の理由ではなく/
彼らが禁じられた果実を食べた(という理由ではなく)/ 知識の樹の(果実を食べたという理由ではなく)
/良きことと悪しきこと(を見分ける知識の樹の果実を食べたという理由ではなく)/
以下のためである/彼らを妨げる(ためである)/食べることから/生命の樹から/
(その生命の樹は)彼らを永遠にしたでであろう
神は競合(者)を好まなかったのだ/
ここにその節(証拠)がある/ (Genesis 3:22-23):
そして彼は言った/見よ/アダムは状態だ/私たちのひとりと同じような(状態だ)/善悪が解っている/
それゆえ/ことによると手を出さないよう//(手を出して)生命の樹を取らないよう/そして食べて/
永遠に生きてしまわないよう/神は彼(アダム)を外に出した/喜びの園の/ (そして)地上を耕すようになった/
彼が取り出された(地上を)
訳
一般に思われていることとは反対で、アダムとエヴァは、善悪を分別する樹の果実を食べたからではなく、
口にすれば永遠の命が約束される生命の樹の実を彼らに食べさせないために、
エデンから追放されたのです。
神は競合を好まなかったのです。「創世記」3章22-23節にこうあります。James Byron Dean
「そして彼は言った、見よ、アダムは我々のうちのひとりと同じようになり、
今や善悪を理解している。それゆえ、生命の樹にも手を出して身を食べさせないようにしよう」それゆえ、
神は喜びの楽園の外に彼を住まわし、彼が生まれいでた地を耕すようにさせた。
Biblical Facts 聖書における真実
biblicalといえば、biblical sense が思い出されます。
to have sexual relations with; often used when asked if you "know" somebody.
if you know someone in the biblical sense, you have had sex or sexual relations
with them.
mike: so, how well do you know amy?
tommy: well i don't know her in the biblical sense or anything, but we've hung out
a few times. ※0
性的関係にある:ある人のことを”知っている”と訊かれたときなどに、しばしば使われる。
もしあなたが聖書で使用している意味として誰かを”知っている”ならば、あなたはその人と性的関係にある。
「amyのこと、どれくらい知っているの?」
「聖書解釈としては無いけど(寝たことはないけど)、何回か遊びに行ったことはあるよ」
また、こんな解説をしている人もいます。
euphemism for "carnal knowledge" (which is also a euphemism). ※0-0
euphemism(婉曲表現) と carnal knowledge(性交) の意味を知っていれば、一発理解可です。
伝統的な聖書は、性書ではないので、「性交する」とか「セックスする」といったことが書けないのです。
そこで聖書解釈内において(in the biblical sense)、
Knowという表現をそれの代用として使っているというわけです。創世記4章1節の
And Adam knew Eve his wife
(アダムはエヴァを彼の妻として知った)というのが、
まさにそれです。
日本語でも「17歳の時に女を知った」 なんて表現をしますよね。
余談ですが、前出のパパさんとは違って聖書の記述を信じている人たちを エバンジェリカル(evangelical = 福音派)などといいます。
contrary to popular belief 「一般に思われていることとは反対で」
ほぼ決まり文句なので、このまま覚えておきましょう。
Contrary to popular belief, PlayStation Home is “booming” ※1
Contrary to popular belief, Albert Einstein didn't fail math when he was in school. ※2
Contrary to popular belief, college does not equal success for everyone ※ 3
contrary to 〜(〜とは逆に)の例
A bitch had a heart attack, so contrary to medical advice I gave her dirty CPR ※ 4
Dirty CPR
When a girl has had a heart attack, instead of putting your lips to the bitches mouth,
you fart in her mouth.
ちょっと、お下品なので訳すのはやめておきましょう…。でも、ナイス・ギャグです。
Adam and Eve were expelled from Eden
ex・pel /ikspél,eks-/
COBUILDは下記3通りに説明しています。
強制的に外に出すイメージです。ですので" expel ● from 〜(場所) " の形で
「●を〜から追い出す」の意味になります。
The Clinton administration pressured Sudan to expel the Al Qaeda leader.
Bolivia's President Evo Morales has declared U.S. Ambassador Philip S. Goldberg
persona non grata in his country, and requested that he be expelled. ※5
persona non grata
He was expelled from school for smoking.
で、Edenといえば聖書以外では、ジェーム・スディーン(James Dean)主演の「エデンの東
」(映画=傑作!)や「東のエデン」
(アニメ=コレもすごく良かったっす)などが有名どころ。
「エデンの東」からおさえておきたいセリフを少し…。
Man has a choice and it's a choice that makes him a man.
人は選択できる。そしてそれこそが人を人たらしめている。
If you want to give me a present, give me a good life.
That's something I can value.
私にプレゼントしたいなら、素敵な生き方をしてくれ。それが、わたしにとって価値のあるものなんだ。
not because 〜, but in order to 〜
not A, but B
AでなくB というふうに覚えておけば良いのですが、not A のAの部分が長いので、
「not(A)以下でなく(B)以下」という具合につなげて考えます。
She wears a crown, not of gold, but of flowers. ※6
同じ形に not only A, but also B 「AだけでなくBもまた…」というのもあります。
lest /lést/
① in order to avoid …しないように;…するといけないか
② for fear that …しはすまいかと,…ではないかと
And, lest we forget, Einstein wrote his most influential papers while working as a clerk.
...①
He was scared lest he should fail his exam....②
I was afraid to open the door lest he should follow me...②
ひと通り単語を学習したところで、スラッシュリーディングをしましょう
Contrary to popular belief/ 通俗的な考えとは反対で/, Adam and Eve were expelled/ アダムとエヴァは追い出されました/ from Eden/ エデンから/ not because/ 以下の理由ではなく/ they ate the forbidden fruit/ 彼らが禁じられた果実を食べた(という理由ではなく)/ of the tree of knowledge/ 知識の樹の(果実)/ of good and evil,/ 良きことと悪しきこと(を見分ける知識)/ but in order to/ 以下のためである/ prevent them/ 彼らを妨げる(ためである)/ from eating / 食べることから/ from the tree of life/ 生命の樹から/ (both forbidden trees are in Genesis 2:9) which would have made them eternal./ それは彼らを永遠にしたでであろう/ God doesn’t like competition!/ 神は競合(者)を好まなかった/ Here is the verse/ ここにその節がある/ (Genesis 3:22-23): “And he said/ そして彼は言った/: Behold/ 見よ/ Adam is become/ アダムは状態だ/ as one of us,/ 私たちのひとりと同じような/ knowing good and evil/ 善悪が解っている/: now, therefore, / それゆえ/ lest perhaps he put forth his hand/ ことによると手を出さないよう/, and take also of the tree of life/ (手を出して)生命の樹を取らないよう/, and eat/ そして食べて/, and live for ever/ 永遠に生きてしまわないよう/. [23] And the Lord God sent him out/ 神は彼(アダム)を外に出した/ of the paradise of pleasure/ 喜びの園の/, to till the earth / (そして)地上を耕すようになった/ from which he was taken.”/ 彼が取り出された(地上を)
少し文法的な補足をしておきましょう。上記文13行目の which would have made them eternal.
この which はそのうえにある the tree of life にかかると考えがちですが、
実は the forbidden fruit of the tree of life にかかっています。
知識の樹のときに一度、the forbidden fruit of the tree of knowledge of good and evil
(善悪を見分ける知恵の樹)と表現して、次に来る生命の樹のときは、
the forbidden fruit を省略。ですから which would have made them eternal.
部分は関係詞なしで表現するなら、
the forbidden fruit of the tree of life would have made them eternal.
となります。
ここで、注目する点は would have made them eternal の would have と made them 〜 部分です。
仮定法過去完了+使役動詞(make O + C)のセット。
まずは仮定法から。仮定法とは「現在、実際にありそうもないことを仮定して言う方法」です。
おいおい、そのままじゃね〜か!。そう、そのままです。教科書などには、
If I were(was) a bird, I would fly to you.
もし鳥だったら、あなたのもとまで飛んでいくのに…。
なんて説明しています。ダサイです。こんなことあまり言いません。どうせ言うなら、
If I were a bird, I would fly far away from here ※7
のほうが、いい感じですよね。もしくは、
If I were a bird, I know who I'd shit on first...... ※8
または、
If I were a Bird, who's head would I crap on first?? ※9
思わず誰にやってやろうか、と考えますよね。
まあ、それは置いといて、友達と話をしていてその友達がやったことがあまりにも突拍子なことだった場合、
あなたは、
I wouldn't do that.
(=I wouldn't do that if I were you. 俺だったらそんなコトしないよ)
ってな言い方は、よくしますよね。これが仮定法です。日本語でも結構、使っています。
もしくは、こんなこともよく思ったりしますよね。
If I were rich, I would travel around the world.
金持ちだったら、世界一周するんだけどなァ…。
If I was younger, I would go.
もう少し若けりゃ、行くのになァ…。
What Would You Do If You Won the Lottery?
もしくじに当たったら、何をする?
つまり仮定法とは、実際はそうじゃないんだけど、もしそうだったらこうするよ
(もしくはこうなるだろう)ということを言いたい時や実際はそうじゃないけどこうだったらいいのになぁ、
というときに使う表現方法です。
仮に「もし〜だったら」という表現ををカッコ良く”脳内仮想世界”と名づけ、
現実世界(リアル)と比べてみることにしましょう。
現実世界(↓) | 脳内仮想世界(↓) |
---|---|
私は鳥じゃない(↓) | もし鳥だったら(↓) |
だから、あなたのもとに飛んでいけない(↓) | (だったら、)あなたのもとに飛んでいける(↓) |
この脳内仮想世界を英語で表現する場合は動詞の過去形を使います。 「現実離れしている事を表現するから、現在(現実)形から離れている過去形を使うのだ」とでも覚えておきましょう。 えっ? 現実離れしているから現在形から離れている未来形ではダメなのか、ですって? 残念ながら、動詞に未来形という形はありません。時々willを未来形という人がいますが、 彼(will)は動詞ではなく助動詞です(昔は「意思する」という動詞だったそうですが…)。
閑話休題。
で、現実離れしていて、現在形から離れている過去形を使うので、 仮定法の正式名は仮定法過去というのですが、 何も知らない無垢な状態から推測すると過去を仮定する方法と勘違いしてしまいそうです (私は学生時代、この名前故、仮定法がよく判らなかった)。 しかし、実際は現在の願望や理想などを仮定するために過去形を使うので仮定法過去という名前が与えられたのでしょう (文法学者ではないので正確な理由は判りませんし、判ろうとも思いません)。 面白いのは、日本語でも仮定表現は「もし鳥だったら」とか「もし金持ちだったら」、 「もしもっと若かったら」となっていて、上記文の「もし」と「ら」を抜くと、 それぞれ「鳥だった」「金持ちだった」、「もっと若かった」と過去形になるところです。 まあ、これは訳し方の問題であって「もし鳥なら」、「もし金持ちなら」、 「もしもっと若ければ」とも書けるのですが、こういう何かこじつけでもって記憶のペグを作っておくというのもひとつの方法かと思います。
またまた閑話休題。
で、実際はそうでない If I am a bird を If I were(was)a bird
という現実離れした形に変えると、脳内仮想世界を表現していることになります。
この脳内につくった仮の現実(世界)にたいして、このあと「何をするか」
という仮定動作を表現します。このやることも現実離れしている仮定世界での動作になるので、
現在形からはなれた過去形を使用します。I will fly to you. が I would fly to you.
という具合です。
先にあげた例を、少し、検証してみましょう。
If I were rich, I would travel around the world.
「もし金持ちだったら」というのは「現在、実は金持ちじゃない」ということです。 そこで、脳内に「金持ちだ」という仮定世界をつくって、そしたら I would travel around the world 「世界中を旅して回るだろうなぁ」という仮定動作を語ります。
If I was younger, I would go.
「もしいまよりもっと若ければ」というのも、例えば「自分が30歳で仮に20歳ぐらいだったら」と、 ありもしない仮定世界を脳内に作って、その世界の中では I would go「行くだろうなぁ」 という仮定動作を言い表しているわけです。
これを踏まえて、今度は仮定法過去完了を見ていきます。仮定法過去が
「現在、実際にありそうもないことを仮定して言う方法」なのに対して仮定法過去完了は
「過去に実際にはなかったこと(過去に完了してしまったこと)を仮定して言う方法」です。
おいおい、そのままじゃね〜か!。そう、そのままです。教科書などには…。ん?デジャヴでしょうか?
つまり「あの時あ〜だったら、こうしていた」と言いたい時に使います。
今回のお題 "10 Biblical Facts That Everyone Gets Wrong" では、
The forbidden fruit of the tree of life would have made them eternal.
が、それにあたります。「生命の樹の禁じられた果実は彼らを不死にしたであろう」イコール
食べていれば、今頃は不死さ!
では、基本を見ていきましょう。
まず、仮定法過去の文を仮定法過去完了にしてみることで、その違いを見てみましょう。
仮定法過去 | 仮定法過去完了 |
---|---|
If I were younger, I would go. | If I had been younger, I would have gone. |
「(今現在)もしもう少し若ければ、行くだろう」 | 「もし(あの時)もう少し若かったら、行っていただろう」 |
If I had known about it, I would have changed my plan.
「知っていれば考えを変えていたさ」→今頃は違っていたはずだ。
このように「あの時あ〜だったら、こうしていた」は would have ですが、 ヴァリエーションとして「(あの時)こうすべきだったんだ〜」という表現をするときは should have 〜 で言い表すことができます。
I should have let her know that.
そのことを知らせておくべきだった。
I shouldn't have shouted at you.
君を怒鳴りつけるべきではなかった。
would、shouldときたのだから、couldもあるのでは? 勿論、あります。could haveになると 「(実際はしていないけど、やっていれば)することができたはずだ」ってな感じになります。
I could have gone to Oxford University but I preferred Harvard. ※10
「オクスフォードに行こうと思えばいけたんだけど、ハーバードにしたんだ」
She could have married him but she didn't want to. ※10
「彼と結婚することもできたが、彼女はそれを望まなかった」
仮定法はこれくらいにしておきましょう。つぎは、the forbidden fruit of the tree of life would have made them eternal. の would have made them eternal部分の made them eternalです。
S make O C = S make × (O = C)で「Sが(O = C)をつくりあげる」つまり 「OをCの状態にする(O = C)」的な意味になります。 ですから make them eternal は「彼らを永遠の状態にする」です。
Her attitude made me sick. | make × ( me = sick ) |
彼女の態度が私をうんざりな状態にした | → 彼女にはうんざりさせられたよ。 |
I just wanna make her happy. | make × ( her = happy ) |
彼女を幸せな状態にしたい | → ただ彼女を幸せにしたいだけなんだ |
少し横道にそれます。
実は、S make O V 「OにVさせる」という使役動詞も基本的には同じ考えです。 ”S make × ( O V ) ” で 「Sが、(OがVする状態)をつくる」のですから、 結果的に「SがOにVさせる」といった意味になります。
I'm sorry to make you wait. | make × ( you wait) |
(あなたが待つ状態)をつくってゴメン | → 待たせてゴメンなさい |
How do I make him love me again? | make × ( him love ) |
(彼が私をもう一度好きになる状態)をつくる方法は? | → どうすれば彼にまた好きになってもらえるかしら? |
You can make him like you. | make × ( him like ) |
(彼があなたを好きになる状態)を作ることができる | → あなたは、彼があなたを好きにさせることができる |
以上のことを踏まえて、もういちどスラッシュ・リーディングをしてみましょう。
Contrary to popular belief/ 通俗的な考えとは反対で/, Adam and Eve were expelled/ アダムとエヴァは追い出されました/ from Eden/ エデンから/ not because/ 以下の理由ではなく/ they ate the forbidden fruit/ 彼らが禁じられた果実を食べた(という理由ではなく)/ of the tree of knowledge/ 知識の樹の(果実)/ of good and evil,/ 良きことと悪しきこと(を見分ける知識)/ but in order to/ 以下のためである/ prevent them/ 彼らを妨げる(ためである)/ from eating / 食べることから/ from the tree of life/ 生命の樹から/ (both forbidden trees are in Genesis 2:9) which would have made them eternal./ それは彼らを永遠にしたでであろう/ God doesn’t like competition!/ 神は競合(者)を好まなかった/ Here is the verse/ ここにその節がある/ (Genesis 3:22-23): “And he said/ そして彼は言った/: Behold/ 見よ/ Adam is become/ アダムは状態だ/ as one of us,/ 私たちのひとりと同じような/ knowing good and evil/ 善悪が解っている/: now, therefore, / それゆえ/ lest perhaps he put forth his hand/ ことによると手を出さないよう/, and take also of the tree of life/ (手を出して)生命の樹を取らないよう/, and eat/ そして食べて/, and live for ever/ 永遠に生きてしまわないよう/. [23] And the Lord God sent him out/ 神は彼(アダム)を外に出した/ of the paradise of pleasure/ 喜びの園の/, to till the earth / (そして)地上を耕すようになった/ from which he was taken.”/ 彼が取り出された(地上を)
さらに原文そのままで読んでみましょう
Contrary to popular belief, Adam and Eve were expelled from Eden not because they ate the forbidden fruit of the tree of knowledge of good and evil, but in order to prevent them from eating from the tree of life (both forbidden trees are in Genesis 2:9) which would have made them eternal. God doesn’t like competition! Here is the verse (Genesis 3:22-23): “And he said: Behold Adam is become as one of us, knowing good and evil: now, therefore, lest perhaps he put forth his hand, and take also of the tree of life, and eat, and live for ever. [23] And the Lord God sent him out of the paradise of pleasure, to till the earth from which he was taken.”
この他、『 10 Biblical Facts That Everyone Gets Wrong 』のページには 「Rapture(携挙)という言葉は聖書の中にない…⑦」とか「神は自ら助くものを助くという言葉も聖書にはない( 書いたのはベンジャミン・フランクリンだそうです)…④」といったトリビア満載ですので、 一度覗いてみると良いと思います。
では、今回はこのへんで!
※ 本文中、仮定法の説明で”I were”を"I was"などと表現している箇所がいくつかありますが、
口語ではOKです。
日本のテストなどでは☓(ペケ)されると思うので、注意してください。
If I could, I'd be a girl forever...
出来ることなら、ずっと女の子でいたかったなァ
I'm sure I'd be happy if I lived here.
こんなところに住めたらきっと幸せね
I'd appreciate it if you could give me a hand.
手伝ってもらえると助かるのですが…。
“If everyone fought for their own convictions there would be no war.” ― Leo Tolstoy, War and Peace
皆が信念に基づいて戦えば、戦争はなくなるだろう。
Sometimes I wish I could freeze time.
時々、時間を止めることができたら、と思うんだ。
※0 http://www.urbandictionary.com/define.php?term=biblical%20sense
※0-0 http://answers.yahoo.com/question/index?qid=20091015060052AAqaUFN
※1 http://www.psuni.com/contrary-to-popular-belief-playstation-home-is-booming-3072/
※2 http://www.omg-facts.com/view/Facts/8606
※3 http://www.thedaonline.com/opinion/contrary-to-popular-belief-college-does-not-equal-success-for-everyone-1.2107089
※4 http://www.urbandictionary.com/define.php?term=Dirty%20CPR&defid=1910847
※5 TIME http://www.time.com/time/world/article/0,8599,1840469,00.html#ixzz1MHkJX8eb
※6 思考訓練の場としての英文解釈(1) p3
※7 http://www.best-love-poems.com/poems.php?id=886208
※8 http://twitoaster.com/shloggydoggy/if-i-were-a-bird-i-know-who-id-shit-on-first/
※9 http://www.facebook.com/pages/Sits-Wonders-If-I-were-a-Bird-whos-head-would-I-crap-on-first/110357885645818
※10 http://www.englishgrammarsecrets.com/couldhave/menu.php
1centにも、この"In God We Trust"という文字は刻まれているのですが、
この1centを効果的に利用した映画に『ある日どこかで(Somewhere In Time)』があります。
↓ ★注意★ これ以降、多少ネタバレあり! ★注意★ ↓
タイムトラベルに成功した主人公が意中の人とうまくいきそうになったときに、
当時(1912年)無いはずの1979年の1centを、誤ってポケットから取り出してしまい、
現在に戻ってしまうといった場面がとても印象的です。
1980年(日本では1981年)公開なので、少し古めかしいですけど、内容はとても良いです。
『ある日どこかで』というタイトルも良いですけど、個人的には直訳的に「刻のどこかで」
のほうが、内容を良く表せているように思います(でも、タイトル的には、やはり『ある日どこかで』
の方がロマンスを感じます)。
テーマ曲が、また、すこぶる良いです ↓