通常、ubuntuでは システム→システム管理→印刷 でプリンタ接続が簡単に行える…らしい のだが、ボクのCanon iP4300は簡単にはいかなかった。
キャノンからドライバを落としてインストールしたにも関わらず「ちっとも動いてくれない!」 と、お嘆きの方は参考にしてください(これが正しい方法なのかは分かりませんが、今のところ サクサク動いています。あくまでも自己責任で。また質問等にはお答えできませんので、あしか らず。というか、答えられない)。
まず、キャノンの【IJ Printer Driver Ver.2.70 for Linux】 のページから「共通パッケージ」
と「PIXUS iP4300用機種別パッケージ」をダウンロード ↓
http://cweb.canon.jp/drv-upd/bj/bjlinux270.html
cnijfilter-common-2.70-1.i386.rpm …共通パッケージ(『ダウンロード』の一番上にある)
cnijfilter-ip4300-2.70-2.i386.rpm …PIXUS iP4300用機種別パッケージ
rpmパッケージをalienでdebパッケージに変換 ↓ ※1
アプリケーション→アクセサリ→端末 で下記コマンド
$ fakeroot alien --to-deb cnijfilter-common-2.70-1.i386.rpm
$ fakeroot alien --to-deb cnijfilter-ip4300-2.70-2.i386.rpm
cnijfilter-common-2.70-1.i386.debとcnijfilter-ip4300-2.70-2.i386.debができあがる ので、パッケージ・インストーラでインストール(パッケージをクリックすると起動しますので、 右上のインストールボタンをクリック)。これで、 システム→システム管理→印刷 でプリンタが 認識されて印刷できるはずなのですが、認識はすれども、テスト印刷はされず(お〜い)。
テスト印刷するとスルーされる。
多分、debファイルの作成に失敗しているのだろう (Canonさんのせいではなく、ボクの知識不足)
仕方がないので、追加でもう一度同じiP4300(iP4300-2と命名!)を作って、プロパティから 【製造元とモデル】をCanon PIXMA iP4300に変更したら、動くようになりました(なんで…?)。
iP4300-2をクリックしてプロパティから【製造元とモデル】をCanon PIXMA iP4300に変更。
こうすると、テスト印刷できました。
なら、はじめから【追加】でPIXMA iP4300を作ればいい じゃん、と思われるかもしれませんが、それだと(ボクの場合)、テスト印刷が、うんともすんとも 言わない。
動くのは動いたのだが、後日、イラストを印刷すると、かなりドス暗く印刷されてしまう。 動いたことへの感動のあまり、テスト印刷で色の再現がおかしいことに気がつかなかった。
仕方がないので、友達のGoogle君に尋ねると、コントラストを2倍の設定にしてマシにした、 という内容があったので、それを真似てみた。
が、何も変わらない…。
そこで、動かない方のプリンタ設定(iP4300)を見てみるとResolutionが600になっていたので、 動く方の設定(iP4300-2)をAutoから600×600DPIにしたら、綺麗に印刷できるようになった。
あれこれいじった結果 ↓
Resolution: 600×600DPI Brightness: 1.80 Contrust: 2.00
という設定に落ち着いた(ここらへんの値は好みの問題だろう)。
参考サイト