Step4:特に理由もなく、何もしないボタンをつくる
Confihureって何ですか?
今回は、Button Widget について勉強します。Button Widgetとは、文字通りボタンを作るためのウィジットです。
前回勉強したLabel Widgetと組み合わせて、ちょっとしたプログラムを作成してみました。
Frameの親はroot(Tk)、LabelとButtonの親はFrame(frm_Main)といった具合に、Step3で説明した構成になっています。
ちなみに、ボタンを押しても何もしません。
#!/usr/bin/env python # coding=utf-8 from tkinter import * class MyApp(object): def __init__(self): self.root = Tk() self.frm_Main = Frame(self.root) self.frm_Main.pack(fill = BOTH, expand = 1) self.lbl_GoodAfternoon = Label(self.frm_Main) self.lbl_GoodAfternoon.configure(text = 'こんにちは、日本君!') self.lbl_GoodAfternoon.pack() self.btn_ChangeLabel = Button(self.frm_Main) self.btn_ChangeLabel.configure(text = '実行') self.btn_ChangeLabel.pack() self.root.mainloop() if __name__ == '__main__': app = MyApp()
新しくconfigure()というのが登場しました。これは、ほぼすべてのwidgetがもつメソッド(method)で、 各widgetのオプションを指定します。ちなみに、configureとは、「設定する、構成する、形作る」という動詞です。 アクセントは/fig/に置きます。ボクは最近まで/gu/の場所だと勘違いしていました。 例文をあげると…おっとイケません『えいごモン』の解説になりかけていました。
閑話休題、configure()はかなり細かい設定が出来るのですが、いちいち解説するのは面倒だし (実は全部覚えていないし覚える気もないので)、必要が生じた際に必要な分だけ学んで行きましょう。 現段階ではconfigure()はtextの設定ができる、という認識で良いです(すぐ後に新たな設定をするのですが)。
次回は、この骨組みを利用して、ボタンを押した際に何か動作するものを作りますので、 作成したプログラムは、どこかに保存しておいてください。